こんにちは、本多です。
UTFF18開発における担当の一つ目、フレーム中央部は、ほとんど形を描きました。あとはエンジンマウントや、シートベルトの取り付け点を考えれば完成です。昨年のマシンに比べてフロントフープを高くすることで、ステアリング位置も高くなり、運転しやすい姿勢がとれて、吸気部品も無理なく収まる見込みです。また、それに伴いドライバーの頭上クリアランスもとれて、メインフープを低くできました。そのため昨年のマシンよりも構造に無理のないシャシーになっています。その他にもホイールベース・トレッド縮小などを実現できています。CAD図を完成させるまで紆余曲折があり、なかなか大変です。
担当の二つ目であるカウルは、上流設計のシャシーがもう少しで完成するため、それに伴いデザインを考え始めます。Fusion360という、モデリングに適したAutodesk社のソフトを用いる予定です。カラーリングは、小規模に話題になっていますが、東大ブルーから脱して赤門の朱色を用いることを考えています。全体としては、朱色と黒のツートンとし、間のラインにアクセントとして黄色を入れるものです。ワクワクが止まらないです。次号のUTFF reportで暫定デザインを発表できると思います。