10/9 三度目の正直

こんにちは、3年の前田です。
8月以来久々の日記更新になります。

大会が終わり、チームではUTFF18プロジェクトに向けた活動が早速始まっております。
メンバーの数も16人に増え、チーム全体の士気も今までになく高い印象を受けます。
全種目完走という第一の目標に向けて、3年がかりとなってしまいましたが、好スタートを切れたのではないかと思います。

昨年に引き続き私はマネジメントを担当することになっていますが、今年は本当の意味でのマネジメントをやりたいです。

昨年は人手不足を理由に、マネジメント担当にもかかわらずその仕事を放り出してバカみたいに車を作っていたわけですが、人手不足だからこそマネジメントはより重要になるわけで、振り返ってみると自分の行動の浅はかさがよくわかります。
とはいえ、車両全体を広く見渡せる知識と経験を得られたことは、決して無駄ではなかったのかなとも思っています。
今年はリサーチペーパーの作成や就活などで昨年のようには活動にコミットできません。
よって実際の設計や製作には手を出さず、マネジメントや後輩のサポートに徹したいと考えております。

ところで、マネジメントマネジメントと言いますが、マネジメントって何でしょうか?
正直私は未だによくわかっておりません。
とあるOBの方の言葉を借りれば、結果は人数×能力×やる気×効率×時間で決まります。
「狭義のマネジメント」は効率にしか効かないので、「広義のマネジメント」「広義の設計」が必要になるとのこと。
おそらく「狭義のマネジメント」というのは進捗管理のことを指していて、いくらそこに注力したからといって効率が多少上がるだけで結果は良くならないということだと思います。
とりわけ学生フォーミュラのように、あらゆる部品が複雑に関連している自動車を製作する場合、そのシステム全体が最適となるように工夫しなければなりません。
例えば、フレーム/サスペンション/ステアリングで役割を区切り設計を進めたとしても、それぞれをバラバラに作って組み合わせたものがいいものになるはずがありません。
まさしくそれはUTFF17という車で生じたことです。
システム全体が最適となる設計ができるような、組織やスケジュールのマネジメント。
それが「広義のマネジメント」「広義の設計」の意味するところなのかなと、漠然とイメージしております。

私にとっては来年が最後の大会。
悔いなく終えたいです。

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