ブレーキランプの作り方

電装2年の竹内です。

今日はみんなが工房でフレーム製作に精を出している中、僕は家でまったりとブレーキランプを作ってました。
今年のレギュレーションは、去年のものと比べると内容や文章構成に少なからず変更点が見られます。

ブレーキランプに関する規定もその変更点の一つで、「発光面が15平方cm以上」という規定が追加されました。

そこで今回新しくブレーキランプを作ることになったのです。

それでは実際に製作の様子を紹介します。

ちなみに基板加工機などという高級なものは無いので、手配線で製作しました。

原材料

高輝度LED(赤) 21個

抵抗器(1k・10k) 1本ずつ

セメント抵抗(22) 1本

Pch-MOSFET 1個

小基板 1枚

ケース 1個

いずれも秋葉原で手に入れることができます。

回路図

FETの使い方入門みたいな回路です。かく言う僕もFET使うのは初めてですけど……。

作り方

1. 部品を並べます。LEDをいい感じに並べてからその他の部品を配置しました。意外とセメント抵抗とFETが場所を取る……。

はみ出ました。でもまぁケースには入るのでよしとしましょう。

LEDの配置ですが、レギュレーションでは「長方形・三角形・楕円に近い形にしろ」と指定されているので、楕円を意識した配置にしたつもりです。

2. ひたすらハンダ付け。それなりに電流が流れる部分はハンダで固めて線を太くします。

圧倒的ハンダ配線。軽量化を目指すというマシンの方針と真っ向から対立していますね。別に電装班がチーム内で反乱を起こそうとしているわけではありませんよ。

3. 動くかチェック。

はい、動きました。超明るい or カメラの性能悪い or カメラ使いこなせていないため、残念な写真になってしまいました。この写真では5V電源で駆動しているので、車載時はさらに明るくなるはずです。むしろLEDが焼けないか心配ですけど……。

あとはレギュレーションの「背景は黒」という条件を満たすため、ケースの表面にスモークフィルム貼れば完成です。

製作期間は数日って感じです。

実際に作業したのは1〜2日でしたが、僕の手際が悪いせいでアキバに3回ぐらい部品買いに行ったので、意外と時間がかかってしまいました。

皆さんもこの機会にデカイブレーキランプの製作にチャレンジしてはいかがでしょうか?

それにしても、自宅で作業できるって素晴らしいですね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です