About us

東京大学フォーミュラファクトリー UTFF (the University of Tokyo Formula Factory) の説明

団体概要

UTFFについて

UTFFは、2002年にICV (内燃機関車) のフォーミュラカーを製作するものづくりサークルとして発足しました。

発足当時から、マシンの企画・設計・製作から、テスト走行・解析・ドライバー・渉外活動など非常に多岐に渡る活動を全て学生が行っていることが特徴です。

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学生フォーミュラ日本大会2023 完走時のメンバー集合写真

機械×電気

UTFFは、単純な(機械要素的な)ものづくりだけでなく、EVを通じて電気的な知見も持つ形で学生が育成される団体です。

メンバーは、前期教養課程から工学をはじめとした理系、更には文学・経済などの文系も含めて、幅広い学部/専攻から参加しています。

現在世界中で自動車メーカーがしのぎを削って、EVの開発に注力しています。日本でもEVの普及が進みつつあります。
活動を通じて様々な学生がEVに触れることで、そうした世界的な流れに対応した学生が育つこともプロジェクトの狙いです。

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ロゴの由来

UTFFのロゴは、ターコイズブルー、イエロー、ホワイトの3色から構成されています。

ターコイズブルーは、未来と東大のスクールカラーを意味するブルー系、環境を意味するグリーン系の2つを表現しています。イエローは、電気と東大のもう一つのスクールカラーを表していて、ホワイトはゼロからのスタート、つまり真っ白な状態からプロジェクトが始めったことを表現しています。

上のアイコンは、電気を意味するイエローの雷マークを基本として、四輪車(自動車)を表現するために4つのパーツに分けています。

下の文字は、現代的なフラットデザインを基調として疾走感のあるイタリック体にすることで、EVならではの加速を表現しています。また、Eの中心の横線だけイエローにすることで、電気で動く車を作ることを表しています。

学生フォーミュラ日本大会

大会概要

学生が自ら構想・設計・製作したマシンを用いて、ものづくりの総合力を競い合う大会で、いわば学生版F1といえるものです。ICV(内燃機関)クラス、EVクラスの2つが存在しており、クラスごとではなく合わさって総合順位を競い合います。

自動車技術会が主催しており、毎年8月末~9月頭に開催されます。

大会ルール

アメリカのFormula SAE大会に準拠したルールとなっており、安全要件を除いた設計上の制約は少なく、創意工夫が試される仕様となっています。

マシンの性能を競う動的審査と、コスト計算やマーケティング戦略などを競う静的審査の2つの評価基準があり、それぞれの合計スコアで競い合います。

バリュー

UTFFでは、以下の2つのバリューを掲げて活動を行っています

Our issue

チームとしてものづくりに取り組む際、他人事ではなく、自分のこととして取り組む
その経験を広く社会に還元し、次世代を担う人材となるべく自ら努力する

Engineering, not making

ものづくりの過程をただの工作としてではなく、製作・マネジメント・社会的実用性を含めた工学として捉え、机上の学問では学べない実践的で幅広い知識を身につける