8/11 石像

(注)軽い気持ちで書いております。大して思い詰めてもおりません。

おそらく二か月ぶりくらいになりました。二年の五十子です。

最近は試走会も多くなり、私は工房で作業するか試走会に行くかの生活となっております。また、4月に入ってきた新入生もだんだんと活動が活発になってきているように感じます。このような生活の中で日々感じるのは、「あれ、私無能じゃね?」という思いです。

一つ下の新入生は本当によく動いているなと感じます。先週は三支部走行会が三日間ありました。初日はまだ新入生も慣れていない様子でしたが、一日上級生のやっていることを見るや、二日目、三日目には上級生に混じり立派に動けるようになっているのです。対して去年のこの頃、私はどうだったでしょうか。
文字通り全く動けていなかったのです。もちろん車両のことなぞてんで分かりませんでした。それだけではなく私は六角レンチでネジ一本締めることすらまともにできなかったし、そもそも自発的に動くこともできませんでした。
先日の日記で全く頭を使わないサルという言葉がありましたが、私はサルどころか石像だったのです。いやぁ私は無能だなぁ!と笑いたくなります。

しかし、このように愚痴をこぼしているだけではルサンチマンに他なりません。せめて無能ならば無能なりに、最低限の動きはできるようになりません。
現状、自分のパートの仕事は一通りわかってきた感触はあります。しかし大会本番では四年生のメンバーは院試のため、自分のパート以外も面倒を見なければいけません。正直な話、今の状態で大会に突入し、四年の方の持っていたパートでトラブルが起きようものなら私はまた石像になってしまうでしょう。
そうならないために、せめてサルにはなれるようにこれから二週間頑張りたいものです。

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