こんにちは。2年の本多です。
先日、チームでUTFF18の試走に行きました。クイック羽生様のコースで、きたる大会のドライバー3名が運転する目的でした。
その中で私は3人目のドライバーとしてコースを走っていたところ、3周目の第1コーナーで、マシンから突如として白煙が上がったのです。私は慌てて停車し、そこから全員でマシンをピットに戻しました。
原因はエンジンを長時間高回転で回したことによるエンジンブローでした。私の走行に限り、変速を担うコントローラが接続されておらず、1速固定で走り続けてしまったことでエンジンに過度な負担が掛かってしまったようです。
回転数が上がり過ぎると、バルブを開閉するバネが共振を起こし、ピストンの動きとずれると、バルブとピストンが衝突し、その破片がエンジン内部を傷めつけ、全体として大きなダメージを受けてしまうらしいです。
上田さんとOBの岩崎さんは、パワートレイン系のトラブルシューティングと復旧に向け、連日昼夜作業してくださっています。お二人の真摯な姿勢には深く感銘を受けています。私が、これからもこのチームで車づくりに取り組んでいきたいと思えたできごとです。