活動当初は駆動・IA, 今年4月からはエンジン・IAを担当してきました. 3年の井上です.
ここのところはこの活動の難しさに直面しっぱなしで四六時中悶々としていました. 少し頭を整理したので最後にその辺を書いてみようかなと思います.
僕がUTFFに入った約3年前と比べれば, チームの状況はかなり変わりました.
テスト走行は予定通り実施したり, 走らせてもここのところはセッティングやらタイムの話, 大会目標もかなり高いものを掲げるようになりました.
ですから自分の中で気付かぬうちに当たり前の基準が上がっていましたのかもしれません. しかし, チームの状況がどうであれ, そもそもこの活動は参加する目的も熱意も能力もバラバラなズブの素人集団(詳しい方すいません)が19pjtなら10名程度, 20pjtなら20名程度でたった1年で1台のクルマを作ってしまうというものです. そんなスケールのデカさがこの活動の特徴で, イージーな活動でないことは当然な上に, 完遂するにはやることが本当に色々あって, メンバー各人のやりたいことの総和がそれを内包できていれば平和ですが, 無論そんなことはなく, やりたい人なんているはずない数々の雑務や思いもしなかったトラブルシューティング等々も伴います.
でも, それでも誰かが積極性を見せてくれたり, 自分の範囲外のパートを横断した協力をし続けてきてくれたおかげでここまでチームは終わらずにやってきたわけで, それって全然当たり前じゃないなと, そんなことがようやく分かった気がします. 僕自身もメンバーに滅茶滅茶支えてもらってここまでやってこられた当事者です. 感謝しかないです.
そんなわけで, 来年無事クルマが走ることも, 今は全然当たり前じゃないなと思ったわけですが, そうは言っても, 2022年もメンバーの頑張りが報われる1年になることは願わずにはいられません.