かかるかな(2/3)

秋も深まり朝夕はめっきり冷え込む様になりました。工房で一夜を過ごすたびに隣の溶接室からの隙間風が冷たく感じられるようになっており、朝起きる時に感じる寝袋の引力も強まってきております。

パワートレイン班の上田です。今回のタイトル、前回は「かかるかな(1/2)」だったので今回で完結だろうと思ったら…延長です!w

A1ターム終わりに各種試験やレポートが重なり思ってたほど工房に来れなかったためか、予定よりも進捗が遅れてしまいました、、、、来年度マシンの燃料ラインと冷却ラインは後輩に投げた譲ったので何とかなっておりますが、バックグラウンド開発としての実験エンジン回しは自分と電装藩のmrkmの二人作業なので…(自分がハードを揃え、彼がハーネス作りをしています)

などと言い訳は長々とできるのですが、かかるかなn/n+1を延々としてるとしまいには1に収束してしまう。こりゃいかん。12/1はメインスポンサーの一社であるスズキ様の合同報告会があるので、せめてそれまでには組み上げを完成させようじゃないか、と頑張っております。

年内には火入れ、2月までにある程度の信頼性を確保するのが当面の目標です。

さて、前回活動日記を書いたときは確か排気管溶接が終わりターボとスロットルまでがついていた状態だったと記憶しております。あれから、忙しい学科生活の隙間を縫って何をしていたかと言いますと:

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カムポジションセンサの読み取り位置を90°ずらしたり
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リストリクターを新たに作ったり

あとは新たにアルミ製のサージタンクを製作していたりしております(まだ製作途中です、、)アルミ溶接はまだ半人前なのでオカザキ職人に頼んだりして、完成を目指しています。

ターボチャージャーをつける、と言うのは簡単ですが実際には一気に必要コンポーネントが増えたりしてかなり大変だということをここ数週間で思い知りました。また、湯量…じゃなかった、油量・油圧などの各種計算もエクセルでポチポチしたりと、なかなかポン付けとはいかないのが大変なところであったり、オモシロイところであったりします。学科の空気力学第二で学ぶ圧縮性流体力学や航空宇宙推進学第四の燃焼工学などのいい復習・応用にもなりそうです(白目)

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後ろの山は電装班のものなんだからね!チョットだけエンジン班のものが散らかってるけど、ほとんど電装班だからね!

組みあがって、実際に火入れが終わる頃には再び私の番が来る(ハズ)なので、その時に写真だけでなくチョットした計算書設計書などもここで共有しようと思います。

ではまた次回!

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あ、そういえば今日から駒場祭です~
UTFFもマシン展示してるので是非来てください~
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駒場祭期間だけの急行停車

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