この度、新型コロナウィルス感染拡大を受けて、9月上旬開催予定であった学生フォーミュラ日本大会では動的種目(マシンを走らせ性能を競う競技)を実施しないことが決定されました。
私たちは9月に向けてのマシンを昨年11月にはシェイクダウンさせ、これまで多くのテスト走行、改良を繰り返すことで万全の準備をしてきました。このような形で私たちのマシンをお見せすることができなくなってしまったのは、痛恨の極みです。
動的種目はなくなってしまいましたが、今月下旬にはオンラインで静的審査が行われます。今年は早期にシェイクダウンしたこともあり、静的審査の対策を十分に行うことができています。残された時間で対策にさらに磨きをかけ、良い結果を皆様に報告できるよう、頑張っていきます。
チーム再発足以降、マシンを製作するのがやっとな日々が続いておりましたが、この1年を通じてマシンを走らせ、改良していくというプロセスを学ぶことができました。この知見を活かし、来年に向けてさらに進化したマシンを作り上げ、来年の大会こそはその姿を披露できるよう頑張っていきたいと思います。
活動再開のご報告
新型コロナウィルスの流行拡大により、弊チームも3月22日より活動を
停止しておりましたがこの度大学から活動再開の許可を得たため
活動を再開することとなりました。
今後は新型コロナウィルスの感染防止対策を取りながら、製作途中で
あったマシンの製作を進めていきたいと思います。また、マシンが
完成した後はテスト走行を重ね、データの取得やマシンの改良に
努めてまいります。
未だコロナウィルスの収束は見えない中ですので、十分に注意しながら
活動を進めてまいります。今後とも弊チームの応援をどうぞよろしく
お願い致します。
UTFF18 大会結果報告
8/27 – 8/31 の5日間で、第17回学生フォーミュラ日本大会2019 が開催されました。
#56 東京大学の最終結果を報告致します。
総合順位(全90チーム) | 62位 | 193.14 / 1000 | |
ICV中順位(69チーム) | 53位 | ||
コスト | 60位 | 14.43 / 100 | |
プレゼンテーション | 49位 | 39.06 / 75 | |
デザイン | 42位 | 63 / 150 | |
アクセラレーション | 60位 | 10.70 / 100 | 5.804 秒 |
スキッドパッド | 58位 | 3.50 / 75 | 6.430 秒 |
オートクロス | 46位 | 72.45 / 125 | 64.826 秒 |
エンデュランス・効率 | 45位 | 10 / 375 | |
スポーツマンシップ賞 | 受賞 | (全3チーム) |
今年は大会3日目の朝に車検項目をすべて通し、5年ぶりに動的種目に出走することができました。
残念ながら、エンデュランスで2人目のドライバーに交代するときにターボのオイルラインから漏れが発覚し、リタイアを宣言されました。
目標であった完走こそ果たせませんでしたが、試走や大会を経てチームの運営力を高めることができました。
また、初日の朝に車検のキャンセル待ちに一番乗りで並んだことなどが評価され、スポーツマンシップ賞を受賞しました。
昨年度はブレーキの設計不良により車検に通らず、動的種目に出走できませんでしたが、今年はご支援いただいている皆様のおかげで一歩進むことができました。
ご支援いただいているスポンサーの皆様、OB・OGの皆様、大学関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
今年度車両の試験走行を通して各部の設計を評価し、来年度はもっといいクルマを作ります。
引き続き暖かいご声援のほどよろしくお願いいたします。
UTFF18 シェイクダウン完了のご報告
本日5月30日、第17回大会出場マシンUTFF18のシェイクダウンをクイック羽生様にて実施させていただきました。
当初の予定より2週間遅れてのシェイクダウンとなりましたが、チーム再発足後としては最も早いシェイクダウン達成となりました。
車両のコンディションが完全ではなかったためゆっくりとした走行となりましたが、今後多くの試走を重ねながら改良を進めていく予定です。
改めて本日走行場所を提供いただいたクイック羽生様にこの場をお借りして感謝申し上げます。
引き続きご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
第92回五月祭出展のお知らせ
UTFFは今年も五月祭に出展いたします!
今年度大会出場マシンUTFF18を展示する予定です。
メンバーによる解説や乗車体験も実施いたしますので、ぜひお越しください。
場所: 本郷キャンパス工学部2号館2階フォーラム
5月18日(土): 終日
5月19日(日): 終日
2019年大会参加登録確定のご報告
先日18日に各種チームリストの更新がありました。
海外の4チームが参加費を振り込まなかったため、弊チームはぎりぎり繰り上げが認められました。
昨日振込を完了し、事務局に確認していただきました。
公式には来週25日に登録チームリストへの編入が発表される見通しです。
これからも身を引き締めて活動に取り組んで参ります。
引き続きご応援、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
UTFF18もよろしくお願いします
初めまして。
新しくチームリーダーになりました、学部2年の小池です。
昨年度は電装制御班に所属し、ハーネスの製作やCVTのコントロールユニットの開発を、先輩の指導のもと行ってまいりました。
シャーシをはじめ知識も技能も足りない部分はまだ多くありますが、テクニカルディレクターに前リーダーの岡崎さんを置くと同時に、リーダーとして広くチームを見るなかで、理解も深めていくつもりです。
UTFF17は、残念ながら大会で走れませんでした。
最後まで修正が追いつかなかったブレーキシステムの再設計・再製作は今まさに進行中です。
昨年度最大の反省であった組織のあり方とスケジュール管理にも手を打ちました。
3年がかりになってしまった悲願「完走」に向けて、UTFF18プロジェクトは動き出しています。
来年こそは必ず完走させます。
今後ともご支援ご応援、よろしくお願い致します。
第16回全日本学生フォーミュラ大会 – 結果報告
9月4日〜8日の期間で、第16回全日本学生フォーミュラ大会が開催されました。
#56 東京大学の最終審査結果をご報告いたします。
種目 | 得点 | 順位 |
Cost | 33.05 | 27 |
Presentation | 52.50 | 21 |
Design | 36.00 | 71 |
Acceleration | – | – |
Skid Pad | – | – |
Autocross | – | – |
Endurance | – | – |
Efficiency | – | – |
Overall | 121.55 | 68 |
4つあるうちの最後の車検項目であるブレーキテストに合格することができず、2年連続で動的種目への出場を逃す非常に悔しい結果となりました。
しかし、少人数でもゼロベースでマシンを完成させることができたこと、サイドエンジンレイアウトで技術車検を通すことができたことなど、多くの収穫もありました。
今後はブレーキが修正されたマシンでテスト走行を重ね、電子制御CVTやリジッドアクスルの評価を行い、次期マシンUTFF18につなげて参ります。
ご支援いただいているスポンサーの皆様、OB・OGの皆様、大学関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
引き続き暖かいご声援のほどよろしくお願いいたします。
スズキ株式会社からスカイウェイブ650を御支援いただきました。
スズキ株式会社様よりスカイウェイブ650を御支援いただきました。
本バイク、スカイウェイブ650に搭載してあるP506型パラツインCVT付エンジンを今年の大会マシンであるUTFF17に使用する予定です。
再び “Easy Drive”コンセプトに立ち戻るという我々の思いに応えていただき、このような御支援を可能にしていただいたスズキ株式会社様、部員一同心より感謝申し上げます。
フォースインディアファクトリー見学
2/10(土)、イギリスシルバーストーンにあるフォースインディアのファクトリーをフォースインディアを見学させていただきました。
実際に使われた部品や今後使用する予定の部品、普段使用する道具などを手にとって説明していただきました。部品を触らせていただくこともでき、F1の世界を実感することができました。また、こちらからの質問に対しても丁寧に答えてくださいました。今回の経験をこれからチームで車両の開発を行っていくときに上手く活用していきたいと思います。
新車発表目前というお忙しい時期にも関わらず見学を受け入れてくださり誠にありがとうございました。