こんにちは!
UTFF15プロジェクトにてテクニカルディレクターを務めました、
工学部4年の依田です。
先日、新チームリーダー小林よりTD続投の指令を受けました。
TDとは本来、車両全体の統括という重責を担う役職ではありますが、
このチームの場合は、無能な私を優秀なチームメンバー達が強力にサポートしてくれて、
何とかここまでやってこれたという感じです。
今後もメンバーとともにしっかり勉強して、勝てる車両を開発していきたいと思います。
先日の記事で下村が書いている通り、今年度の大会では5年ぶりの完走を果たすことができました。
しかし、この結果に満足することなく、次のステップに向けチームは早速動き始めています。
エンジン班は、先日から新しくパートリーダーを務めている鴻野を中心として、
エンジンベンチ試験の準備を行っていました。
本学工学部マテリアル工学科の技術職員の方のご指導のもと、シリンダヘッドの面研も行いました。
期待の1年生・奥村さんは、下村による指導の下TIG溶接を習得し、排気管の接合を行っていました。
最近、エンジン班のモチベーションが高く、いつも活発に活動しています。
今後の出力大幅向上に期待ですね!
一方その頃、私は駆動系のオーバーホールを行っていました。
下の画像は、今回交換することになったリヤハブです。
昨年の8月、UTFF14への10インチホイール導入の際に搭載して以来、
先日行われた今年度大会に至るまで、文字通り大車輪の活躍をしてくれました。
UTFFにおける、10インチホイール挑戦を象徴する部品と言ってもよいでしょう。
Vツイン縦置き+10インチホイールのコンセプトを打ち出して以来、UTFF14、UTFF15の2台を運用してきました。
その中で、十分な性能を発揮してくれた部分は継承し、
弱点だと分かった部分は改良を重ねていくことで、車両を着実に進化させていきます。
これからも、私たちUTFFをどうぞよろしくお願いします。