はじめまして、エンジン班1年生の菅野です。
今日はもてぎ走行会前の最終調整ということでテスト走行に出かけているはずだったのですが、深夜から原因不明のオイル漏れに悩まされ、中止となってしまいました…
エンジンの部品同士は、ガスケットと呼ばれる紙のような薄い素材を挟んで組み立てます。締め付けられたときにつぶれることでパーツ間の隙間をなくし、オイル漏れなどを防ぐのが役割です。これが1箇所でも途切れたりすれば、まともにエンジンを回すことはできなくなってしまいます。車のエンジンが普通に回ってるのって実はすごいことなんですよ!
さて、ここで2枚の写真をご覧ください。
二つのガスケットが微妙に違うのがおわかりいただけるでしょうか。いただけないですねそうですね。
上がばらしたときに撮った写真、下が新しく付けたガスケットの写真です。下の写真の、左端にある輪のような部分が違いです。マシンに載っているエンジンと、交換したガスケットの形状が微妙に違い、接触面をふさぎ切れていなかったのがオイル漏れ原因だったようです。
さあ、UTFFは新しいガスケットを手に入れることができるのか、乞うご期待!(切実)