テクニカルディレクターの工学部3年依田です。
大会の報告が遅くなってしまい申し訳ございません。
当チームは第11回大会に参加し、総合成績は54位でした。
またしても動的完走は達成できず、
これで2009年の第7回大会を最後に4年間完走できていないことになります。
ここで今回の結果を簡単に振り返ってみたいと思います。(括弧内は獲得ポイント)
アクセラレーション:50位(DNF,0.0)
スキッドパッド:43位(DNF,0.0)
オートクロス:50位(61.17)
エンデュランス:46位(DNF,10.0)
燃費:42位(DNF,0.0)
コスト:32位(26.41)
プレゼンテーション:46位(31.25)
デザイン:25位(76.00)
総合成績:54位(204.83)
大会3日目のアクセラレーション・スキッドパッドでは、
リヤのトーコントロールバーの緩みにより記録無し。
大会4日目のエンデュランスでは、
プロペラシャフト締結ナットの緩みによりドライバー交代の際に強制リタイヤ。
共に低レベルな機械的トラブルが原因で完走することができませんでした。
また静的種目に関しては、事前準備が不十分でとても真面目に取り組めたとは言えない状況でした。
UTFF14のプロジェクトでは、一昨年度まで取り組んでいた
単気筒+CVTというコンセプトから大きく方針転換し、
Vツイン縦置き+シャフトドライブ+10インチホイールという
新たな挑戦を盛り込んで臨みました。
しかし事前の計画の未熟さ、作業リソースの不足などから
マシンの熟成や十分な走り込みを行うことができず、
大会本番において初期不良を発生させるような結果となってしまいました。
ただし、ともかくもエンデュランスで10周走行することができた、
多くのメンバーが技術的な責任をもって大会に参加するという経験を初めてした、
などと収穫が全く無かったわけではありません。
今年度大会に参加したこと、またUTFF14を製作したことを無駄にしないためにも、
このマシンを徹底的に研究し、次期車両に活かしていく所存です。
近年、皆様のご期待を裏切ってばかりではございますが、
昨年のチームに比べると各メンバーは確実に成長しております。
来期こそ恥ずかしくない結果が残せるよう取り組んで参りますので、
今後とも暖かいご声援を宜しくお願い致します。