皆様こんにちは、UTFF電装班の高橋です。
冬の間にちまちまと進めていた開発について、遅ればせながら紹介させていただきます。

今回JLCPCB様にご支援いただいた基板の中にはマシンに複数枚搭載する前提の基板がありました。
このような基板を組み立てる際には以前の記事で紹介したステンシルを使うのですが、ステンシルは複数回使うと表面が荒くなったり穴にペーストはんだが詰まったりしてペーストはんだの塗布がうまくいかないケースが増えてしまいます。
実際、以前に私が設計した基板でも、同じ基板を10枚ほど組み立てたところでペーストはんだがずいぶん汚くなってしまった経験がありました。
このようなときに便利なのが、JLCPCB様が少し前から対応している「ナノコーティング」です。
この技術はステンシルの表面を滑らかにコーティングしてくれるというもののようで、これを適用したステンシルを触ってみると普通のステンシルよりも明らかにつるつるしていると感じられます。
以下の写真のステンシルはすでに5回ほど塗布作業に使ったものなのですが、ナノコーティングのおかげで平坦な表面を保ち、小さな部品の細かい穴にもペーストはんだがほぼ挟まっていないことが分かるかと思います。

ナノコーティングをしたステンシルを使うのは初めてでしたが、とても塗りやすく便利な技術だと感じました。
皆さんもステンシルを使うことがあれば、特に精密なものや複数回使いまわすものにはナノコーティングを使ってみてはいかがでしょうか?
今回の基板はJLCPCB様の提供となります。
ステンシルの発注については前回の記事、基板の発注についてはこちらの記事にまとめてありますので、是非利用してみてください。
最後になりましたがJLCPCB様、基板のご支援をいただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。