step.0-2 部品表と表題欄を編集する

step.0-1でこの状態まで来ました.ここでは部品表と表題欄を整えていきます.
既にこの時点で部品表と表題欄にきちんと内容が記入されている場合は,このステップは飛ばして下さい.

【注意】パーツファイル(.ipt)とアセンブリファイル(.iam)のどちらの図面を書くかで手順が若干異なります.注意してください.
まずiptの方から説明します.

部品表と表題欄の編集(※パーツファイル(.ipt)の場合)

まず作っている図面のパーツファイルの上位にあるアセンブリファイルを開きます.
例えばフレームパイプの場合は,フレーム1本1本をアセンブリしたFrame.iamのことです.


今回は例としてリアサスペンションのアンチロールバーの土台の部品”Rear_ARB_holder.ipt”を編集していきます.
このiptの場合上位にあるアセンブリファイルは”anti-rollbar_exp2.iam”なので,このiamファイルを開きます.

anti-rollbar_exp2.iam

iamファイルの“アセンブリ”タブ→部品表をクリックした後,出現したウィンドウの右下”インポート”を選択,”UTFF20>UTFF template&library”フォルダ内の“部品表テンプレート.xml”をインポートします.

次に部品表を有効にします.

まず“構成”タブをクリックします.
デフォルトの状態だと何も表示されていないはずなので,”構成”タブを右クリックした後”部品表ビューを有効”をクリックし,部品表を表示させます.

表示された部品表の中に作っている図面のパーツがあるはずです.
本来はその行のみを編集すれば良いのですが,どうせ他の部品も後々図面を書くことになるので,どうせなら全部まとめてやった方が楽です.

部品表の編集

では部品表を編集していきます.最低限編集しなければならない欄を説明します.

タイトル,部品番号,項目(赤枠)
タイトル欄にはパーツの名前を,部品番号欄と項目欄には部品番号を記入します.
なぜかデフォルトでは部品番号欄にパーツ名が書かれているので,パーツ名をタイトル欄にコピペします.
部品番号とはコストレポートの規則に従ってそれぞれの部品に割り当てられている番号です.
もしまだ部品番号が決まっていない場合は適当に数字を入れておいてください.
また,ボルト/ナット/ワッシャーには部品番号が割り当てられないので,”N-1″,”N-2″のように大文字-番号の法則で各自番号をつけてください.
【注意】ボルト,ナット,ワッシャーの部品番号は項目欄にのみ入力します.部品番号欄はデフォルトのままにしてください.
個数(橙)
パーツの個数を記入します.基本的に数量の欄をコピペすれば良いです.
【注意】ボルト,ナット,ワッシャーの個数は空白のままにして下さい(というか記入できないはずです)
質量(黄)
もしN/Aと表示されているものがある場合は,画面上側にある⚡マーク(マスプロパティを更新)を押してください.質量が表示されます.
素材形状(緑)
素材形状欄には,そのパーツを作るために必要な素材の形を記入します.
【注意】素材形状はパーツファイル(.ipt)にのみ記入すれば大丈夫です.
アセンブリファイル,購入部品,ボルト,ナット,ワッシャーは空欄で構いません.
素材形状の例:

Tube               配管(中を流体が流れる)用に使用する管
Hose               柔軟性のある管
Angle              1か所の曲げのある棒状の物
Channel          2か所以上の曲げのある棒状の物
工程(青)
工程欄には作り方を表す記号を記入します.
例:
機械加工(フライス盤/旋盤加工) :キ
機械加工後溶接        :キヨ
倉庫(購入品をそのまま使う)  :ソ

ボルト,ナット,ワッシャーは空欄にして下さい.(記入できない)
説明(紫)
特にない場合は空欄で良いです.
もしパーツが購入品の場合は会社名と製品の型番を記入してください(例:NTN_6000LLB)

記入が終わったら右下の完了ボタンを押し,部品表を閉じます.
iamファイルを保存した後,元の図面を確認してみて下さい.
部品表と表題欄にきちんと内容が記入されていればOKです.


部品表と表題欄の編集(※アセンブリファイル(.iam)の場合)

次にアセンブリファイルの場合を説明します.

アセンブリファイルの場合は,作っている図面のアセンブリファイルを開きます.
例えばリアのアンチロールバー “anti-rollbar_exp2.iam” の図面を書きたい場合は
“anti-rollbar_exp2.iam”そのものを開くといった具合です.

そして開いたアセンブリファイルの部品表を編集します.編集の仕方は上のパーツファイルでのやり方と全く同じなので,そちらを確認してください.

編集を終了し元の図面を確認すると,部品表がきちんと記入されているはずです.
しかし,これだけだと表題欄が修正されていない場合があります.

アセンブリファイルの表題欄の編集方法は2通り存在します.

表題欄の編集方法①_上位のiamファイルを編集

方法1つ目は,アセンブリファイルを含んでいる上位のiamファイルの部品表を編集することです.例えば “anti-rollbar_exp2.iam”の場合は”Rear_suspension_final_assembly.iam”の部品表を編集すれば OKです.
編集の方法はパーツファイルでのやり方と全く同じなので割愛します.

表題欄の編集方法②_iPropertyを編集

2つ目は,書いている図面のアセンブリファイルのiPropertyを編集することです.
まずアセンブリファイルを開き,
“ファイル”タブ→iPropertyをクリックします.

●”概要”タブ→タイトルに,アセンブリの名前を記入
●”プロジェクト”タブ→部品番号に部品番号を記入
●質量がN/Aになっている場合,”物理情報”タブ→更新をクリック
●”カスタム”タブを開き,名前欄に”個数”,タイプを”数字”,値にこのアセンブリの個数を入力し追加を押す

以上の操作をした後,右下の適用を押し図面に戻ると,表題欄の内容が正しく表示されているはずです.

このようになっていればOKです

お疲れさまでした!これで準備は完了です.
次は寸法を記入していきます.