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UTFF02
第1回全日本学生フォーミュラ大会出場マシン




[ コンセプト | UTFF01からの改善点 | エンジン系 | シャシー系]



メインコンセプト
UTFF02の設計にあたって、私達は『誰もが速く、楽しく、簡単に運転できるレーシングカー』
を目指し、以下の3 点の工夫を盛り込みました。


  • 2ペダルレーシングカー
  • 電子制御CVT によるレーシング仕様の変速システム
  • サイドエンジンレイアウト
1.2ペダルレーシングカー
学生フォーミュラ参加車両として、当時では異色の2ペダルのオートマ仕様とすることで、ドライバーがシフト操作から解放され簡単に運転できるようになり、『速く、楽しく、簡単な走行』が可能になります。
2.電子制御CVT によるレーシング仕様の変速システム
電子制御CVT(無段変速機)を搭載したエンジンを採用し、もともとスクーター用として開発された変速プログラムのままより、レース仕様のプログラムを開発したほうが速いマシンに仕上がると考え、独自のレーシング仕様の変速制御回路・プログラムを開発しました。エンジン回転数を最高出力点近傍にキープすることで、エンジンの出力を有効に活用することを狙っています。
開発されたプログラムは、75メートル加速用、スキッドパッド用、エンデュランス、オートクロス用の三種類のパラメーターを用意し、大会ではドライバーが手元で切り替えられるようにして種目ごとに使い分けられるようにされました。
3.サイドエンジンレイアウト
従来のレーシングカーのようにエンジンをドライバーの後ろに置くのではなく、横に配置する『サイドエンジンレイアウト』により、全長、ホイールベースが大幅に短縮されました。
これに加え、高重量のエンジンとドライバーがマシン中央に集中することで、慣性モーメントが低減し、旋回性能が向上しています。


UTFF01からの改善
戦闘力強化のため
  • ホイールベース短縮(1670mm→1570mm)による旋回性能向上
  • フロントのインボードサスペンション化
  • ラジエーターの大型のものへの変更
  • マシン設計におけるCAEの積極的利用
    (学生フォーミュラ大会ではCAE特別賞3位を受賞)

の4つを中心に開発を行いました。

UTFF02の開発・製作はスケジュールから大幅に遅れ、走行テストを十分に行えず、電子制御CVTの制御プログラムの開発を煮詰めることを十分に行えませんでした。しかし、大会のエンデュランス走行においてパイロンタッチ、コースアウト0回というのは、私たち東京大学のUTFF02だけであり、タイム面では2位、パイロンタッチのペナルティまで加えたタイムでは1位となり、ATによる簡単でかつ速い走り・「CVT Racing」の可能性をしめすことができました。
UTFF02の特徴
●エンジン系
UTFF02のエンジンには、クラッチレスによる操作性の向上、及び高回転数維持による最高出力点活用という観点から、オートマチックトランスミッションで電子制御CVT(無段変速機)を搭載したSuzuki SKYWAVE650のエンジン、Suzuki P506を採用しました。こちらのSkywave650用のエンジンを大会のレギュレーションにあわせて596ccにボアダウンして使用しています。
吸気には、限られたスペースで最大限のパフォーマンスを実現するよう、ファンネルを取り付けることで高出力化を実現しています。さらにANSYSを用いてリストリクター周りでの流体解析を行い、チョーク、衝撃波の発生を抑えるように設計しています。
●シャシー系

UTFF02のシャシー構造における最大の特徴は、エンジンをドライバーの横に配置するサイドエンジンレイアウトです。これにより、エンジンをドライバーの後ろに配置する従来の構造に比べて、ホイールベースを短縮し、前後の重量配分を改善し慣性モーメントを低減させることで、旋回性能の向上を実現しています。

UTFF02のタイヤには、慣性モーメントの小さい10インチの小径タイヤ(Dunlop Racing 130/430-10)を採用し、コーナー立ち上がりでの加速性能を向上させています。ホイールには、アルミ製のYAMAHA のATV(全地形型車両)arrior YF350X用のものを採用することで、ばね下重量を軽くしています。


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