UTFF03
大会経験を生かし、次のステップへ

FJ-SAE初参戦を終えて- 短期間で開発し、様々な不満があったUTFF02をひっさげて臨んだ第一回全日本フォーミュラ大会では、総合第3位を獲得しました。
そのような経緯から、次は1年かけて理想的なマシンを製作すれば、きっと優勝できるだろうという思いが、メンバーの中にはありました。
そこで、UTFF03の設計の際には、かなりの議論が行われ、様々なアイディアが出されました。中には「250ccエンジン+ターボのパッケージを」という提案もなされました。
結果的にUTFF02のパッケージを踏襲したものの、大幅な設計変更が行われました。
ジオメトリの致命的な問題- UTFF03は、前大会出場マシンの「誰もが速く、楽しく、簡単に走れる、新しいスタイルのフォーミュラレーシングカーの実現」というコンセプトを引き継いで、設計されました。
しかし、ロワーアーム取り付け点のフレーム側をきわめて低い位置に設定したため、アームがタイヤ側へ向かって上向きにかなりの角度がついた形になりました。
そのため剛性的な問題、ロールセンターが下がりすぎる問題などが指摘され廃案になってしまいました。
UTFF04へのフィードバック- 上記のような反省を生かし、UTFF04ではロワーアームは地面と平行に設定しました。ジオメトリ変更と、それに伴うフレームの変更以外は、基本的にUTFF04へと引き継がれています。
そういう意味では、闇に葬られてしまったマシンというより、UTFF04の設計案の1つだったといったほうが良いかもしれません。
(サスペンションパート 榎本嘉範)
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