UTFF01
チームの夜明けは苦く、厳しい

初の走行会を終えて- UTFF01は、UTFFにとって初参加となった2月の茂木での合同走行会で走行しました。その前後に、東大構内での試走も何度か行われました。
しかし、合同走行会で見た他大学のマシンに対して、完成度や性能的にあまりに劣っていると判断し、大会までにもっといいものを作ろうということで、UTFF01は、大会出場の歴史からは消えてしまったのです。
UTFF01の問題点
合同走行会後、チームでは何度も話し合いが行われ、紆余曲折の末にUTFF02の製作が決定しました。それは、大会まで残り6か月を切ったころのことでした。
UTFF01の問題点として、当時のメンバーは次のようなものをあげています。
1. フレームは平面的な上にパイプもかなり肉厚で、重く、剛性が低い
2. サスペンション取り付け点がフレームパイプの角にきていない
3. ショックは位置がアウトボードで調整がきかない
4. フロントジオメトリの設計が甘く、激しいバンプステアを感じる
5. ラックアンドピニオンマウントが手前すぎてタイロッドのピロが座屈する
6. デフマウントが巨大な上に、支持部が弱く、走行会の際にちぎれた
7. 溶接が汚く、剛性が低い、精度がない、調整できないの三拍子
8. 全体的に純正流用品が多く、重い、変更できない、入手に困るの三拍子
そして、UTFF02へ
UTFF01のエンジン、ダンパー、デフ、ホイール、タイヤ、ハブ、ドラシャなどの主要部品は、UTFF02へと引き継がれました。
一方、自分たちが設計する部分(フレーム、サス)は大幅に変更されました。
サスペンションは、ダンパー配置をアウトボードからインボードヘ、ステアはひどかったバンプステアを直すジオメトリヘ変更しました。
エンジン周りではコンピュータを純正からモーテックに変更、排気管を純正流用から自作へ変更して軽量化しました。
フレームは角パイプをうまく使い、作りやすい設計にし、肉厚も薄くして軽量化しました。
形状もサス取り付け点がフレームの角のそばに来るようになど、最適化されました。
(サスペンションパート 榎本嘉範)
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