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ものを造る、そして人を創る
全日本学生フォーミュラ大会
2003年、アメリカにてFormulaSAEが誕生してから実に22年が経過してついに日本でも、トヨタ、日産、ホンダ、スズキ、ヤマハといった企業の協賛を受けて、FormulaSAE Japan、“全日本学生フォーミュラ大会”が誕生しました。 大会の概要- 「全日本学生フォーミュラ大会」はアメリカのFormulaSAE大会に準拠したルールになっており、「学生達の想像力と創意工夫を設計において最大限表現する事ができるよう」学生自身が企画、設計、製作する車両には(安全面の制約は除き)ほぼ最小限の制約しか加えられていません。
車両の主要な規格は以下のようになっています。- ホイールがカウルで覆われていない、コクピットがオープンなフォーミュラスタイルの車両であること
- 4サイクルピストンエンジンで排気量610cc以下
- リストリクター(吸気制限装置)の最大直径は20mm
- ホイールベース1525mm以上/ホイールは8インチ以上。
(※安全面に関しては別途詳細な規格があります。)

[写真]第五回全日本学生フォーミュラ大会の全体集合写真
学生フォーミュラ、その特徴 全日本学生フォーミュラ大会、もといFormulaSAEがものづくりのコンペティションとして特徴的であるのは、単に性能のいい車、つまり速い車両を開発すればいいというわけではなく、販売を目的とした1つの“製品”を開発しなければならないという部分にあります。
この大会のルールで各大学は「アマチュアのサンデーレーサー」に向けて生産・販売する事を仮定した上で車両を開発しなければなりません。 そのため開発にかかるコストは1台あたり2万5000$(約300万円)を超えてはならず、かつ、車両は日産4台という生産計画を満たすものでなければならない、という規定があります。
同時に、車両に求められる性能は加速・ブレーキ・操作性など速さにかかわるものだけでなく、低コスト・美観・居住性・信頼性・メンテナンス性・部品共通化など、総合的な商品性が求められます。
これらの要求項目は、大会においては審査項目の対象としてすべて得点化されるもので、このように学生には、ただ速いレーシングカーを造るのではなく、「ユーザーを想定した1つの製品」を開発する事が求められているのです。 大会の審査項目- FormulaSAEに準拠した、全日本学生フォーミュラ大会では静的審査・動的審査の2つの審査項目の柱があります。
静的・動的のそれぞれの審査項目と配点は以下のようになっています。

左のように静的審査というマシンの走行性能ではなく、プレゼンテーションなどの口頭審査系が325点。
動的審査というマシンの各種走行性能を試す審査が675点の計1000点となっております。
このように単にマシンが速いだけではこの大会で優勝する事はできないということがお分かりいただけるかと思います。
次ページからは、画像などを含めた、上の各種競技の詳細な説明をのせていきます。
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